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2021年のクリスマスプレゼントはこれだ!発売待望のビデオゲームタイトル6選

by eiga

「ゲーム業界はコロナ特需で儲かっている」なんて意見もあるだろうが、ゲーム業界にとって2021年はまさに悪夢そのもの、最悪の年だと言っても過言ではない。コロナ禍の影響は関連会社の開発スケジュールにまで影響を及ぼし、新作タイトルやコンソールの大幅な発売延期や開発の一時停止が後を絶たない。一度に多数の人が会する「東京ゲームショウ」などの見本市もオンラインでの開催となり、2年連続で通常開催は中止となった。

しかし、悪いニュースばかりではない。顔馴染みのタイトルから期待溢れる新規タイトルまで、発売が決定している作品もある。今回はクリスマスまでに発売予定、注目すべきエキサイティングな6つのタイトルをご紹介いたします。お子様への、または彼氏や彼女へのクリスマスプレゼントにいかがだろうか?

FIFA 22

去年は『FIFA 21』なんていうクソゲーを制作したため大炎上だったEAだが、今年は過去一番のイレブンを連れてフィールドに降り立つかもしれない。この秋、新たに開発されたHyperMotio Technology(ハイパーモーション技術)がサッカーゲームでの初陣を向かえる。これは、従来のサッカーゲームをさらなる高みへ引き上げる、最先端のモーションキャプチャーとアニメーションが融合した技術である。

アルティメットチームモードはさらにパワーアップして帰ってきますし、もちろんゲーム内の戦略性も向上しており、いかにして相手チームからゴールを奪うのかを従来のタイトル以上に考えなくてはならない。

また、シリーズの歴史がある『FIFA』は本作で29作目となるが、2022年後半には節目となる待望の30作目が発売を控えている。EAよ、そのやる気を他のタイトルにも出してくれ。

Tetris Effect(テトリス エフェクト)

30歳台以上の方であれば、『テトリス』と聞いて思い浮かべるのは、ゲームボーイで発売された不朽の名作『Tetris』ではなかろうか。携帯ゲーム機で発売された本作は非常に中毒性の高いものだった。しかし、当時実際に遊んでいたプレイヤーは気にしなかっただろうが、グラフィックは据え置きのゲーム機はもちろん、オンラインのスロットゲームにさえ及ばないものであった。

しかし、『Tetris Effect(テトリス エフェクト)』は違う。水口哲也氏の「Enhance Experience(エンハンス·エクスペリエンス)」を搭載した本作では、目を見張るような数のボードが用意されており、それぞれに独自の音楽、スタイル、ルールが設定されている。炎天下の不毛の砂漠を彷徨うっているのかと思えば、魚の群れが泳ぐ海中にいることもあるだろう。このゲームはVRでお楽しみいただけるとベストだが、グラフィックは通常のモードでも十分に楽しめるぐらいの素晴らしいものである。

90年代に迎えた全盛期から月日は経ってしまったが、テトリスは21世紀にふさわしいゲームへと変貌したのだ。テンテケテンテケ…あの音楽が聞こえてくるのなら、すぐにでもプレイしよう。

Far Cry 6(ファークライ6)

総じて評価の高い『Far Cry』シリーズ、その人気は3作目から鰻登り。前作である『Far Cry 5(ファークライ5)』は旧来の作品とは方向性が異なり、アメリカの田舎を舞台としたことで驚くほど高い評価を受けました。どうやら次のタイトルも一味違うものになりそうだ。

『Far Cry 6(ファークライ6)』は、独裁者であるアントン·カスティロが支配する、時が止まったディストピアの熱帯島「ヤーラ」が舞台。ゲームはカスティロに対する抵抗革命の開始から始まり、あなたは自由の戦士ダニーとなって物語を進めていく。

前作のような成功を収めるかどうかはわかりませんが、『Far Cry 6』では、シリーズ中で最高のグラフィックと、目を見張るような特殊効果が期待できるだろう。革命の狼煙は上がった。今年の10月に向けて戦闘態勢を整えろ。革命の相棒?犬かワニのどちらかを選べ。

Halo Infinite(ヘイロー·インフィニット)

『Halo』シリーズは…なんて無粋な説明は必要ありませんね。FPSゲームの火付け役、大人気シリーズの新作『Halo Infinite』は、クリスマスまでに発売予定であり、ゲームニュースを席巻すること間違いないだろう。

『Halo Infinite』は、コロナウイルスのパンデミックの影響でXbox Series XおよびSeries S向けの販売が延期となっていたが、その結果、レイトレーシングをサポートするまでの徹底的なシステム再構築が行われた。Series Xでは、4K解像度、60fpsでのプレイが可能となり、ロード時間が短縮され、美しくシームレスなゲームプレイを実現している。ゲーマーにとってはこれ以上ない至福のゲーム体験ができることだろう。

Grand Theft Auto V(グランド·セフト·オートV) / GTA Online(GTAオンライン)

『GTA 5』は発売から7年が経過し、史上最も成功したビデオゲームの一つである。今回、PS5およびXbox Series Xにおいて、この壮大なオープンワールドアクションゲームと、そのマルチプレイヤーモードである『GTAオンライン』が発売される。つまり、Rockstar Gamesは『GTA6』を当分発売する気はないのだろう。

『GTAオンライン』といえば、新しいスタンドアロン版も両機種で発売予定であるが、PS5のユーザーは2022年3月以降の最初の3ヶ月間無料で受け取りができるそうだ。つまり、もう一度言うが、『GTA6』の発売はしばらくないのだ。

次世代機版の発売でまた本作はランキング上位を飾ることになるのだろう。だが、ファンは「真の次回作」をさらに強く期待している。言い直そう。いいから『GTA6』を発売してくれ、Rockstar Games。

Dying Light II(ダイイングライト2)

2021年のゾンビゲームを待ち望んでいる?それなら『Dying Light II』がうってつけ…いや、本作はただのゾンビゲームなんてものじゃない。

パルクールを駆使したゾンビとの駆け引きが魅力であった『DL1』の後継作である本作では、ボリュームとダイナミックさは前作を遥かに超え、グロテスクな演出と恐怖の物語があなたを待つ。

このゲームの発売はいわば奇跡的である。開発元のTechland社は当初2018年末に発売を予定していたが、制作中の問題に続いてコロナ禍に見舞われ、開発プロジェクト自体が頓挫しかけたのだ。しかし、「果報は寝て待て」というように、ようやく、発売にまで至ったのだ。あ、もちろん、ゾンビの群れの中での居眠りは避けるように。